施工実績例
2021.06.22
「エアコンが最初だけ冷える」
今回の修理は、エンジンを掛けた直後は冷えるが、しばらくすると冷えなくなり、風すら出なくなるという珍しい症状です。
点検を始めてみると、低圧の配管がキレイに凍っていました。エアコンが冷えないのではなく、冷え過ぎて凍っていたのです。
この状態では、エバポレーターもカチカチです。これでは風も抜けません。
冷え過ぎの原因は、サーミスタという部品の故障です。
部品を交換して修理完了です。
低圧の配管がカチカチに凍っていました。
冷え過ぎの原因はサーミスタ。部品を交換しました。
2018.07.22
「エアコンが冷えない」
今回のお客様は、エアコンが冷えないとのことでご来社されました。
元々はコンデンサーモーターの不良で圧力が上がり過ぎてしまっていたのが原因です。
コンデンサーモーター交換とともに、吹き出し口の風量が少ないのでエバポレーターの分解清掃を行いました。
日野のデュトロやこの車のトヨエース、ダイナなどこのエアコンユニットを使用している車両は、エバポレーターがよく詰まります。
この車両もホコリやゴミがギッシリで、このまま乗っていたらカビが発生してしまうところでした。
清掃後はエアコンが寒いほど冷える様になりました!
外気温との差があまりあり過ぎると体調を崩してしまいますので、適度に冷やしましょう!
お客様のお車です。
ダッシュボードを外し、その奥から〇〇を取り出します。
エアコンユニット外したところ。
エバポレーターが詰まっています。
清掃したらこんなにきれいになりました。
2017.07.14
「コベルコSK100-2 パワーウインドウが動かない」
今回の修理はコベルコSK100-2型のパワーウインドウが動かないとご依頼をいただきました。
今の新しい機械にはパワーウインドウが付いておりません。
トラブルが多いから採用されなくなったのかなと勝手に思ってます。
診断を進めると、故障の原因はワイパーコントローラの不良と判明しました。
ワイパーが動いている時は、安全のためにパワーウインドウは動かなくなっているのですが、その回路が壊れていました。
お客様がコントローラの交換はしたくないとのことでしたので、ハーネスを加工してパワーウインドウを動くようにしました。
コベルコSK100-2
パネルの右側にパワーウインドウのスイッチがあります。
左側のコントローラが壊れてました。
ハーネスを加工して無事動くようになりました。
2017.06.23
「CAT308C エアコンが効かない」
最近暑くなってきたため、エアコンの修理が増えました。
今回はCATの308Cのエアコン修理です。
他の自動車を専門にしている電装屋さんが点検して分からないとのことでご依頼をいただきました。
点検するとエアコンのスイッチパネル、アクチュエーターなどダメな所が多数確認されました。
全部を純正品で交換すると物凄く高くなってしまうので、今回は安く直したいとのことでエアコンを改造しました。
改造修理も得意です!
CAT308C
写真ではわかりにくいのですが、異常を示すスイッチパネルが多数点滅してます。
エアコンユニットをバラします。
モード切り替えユニットもバラして清掃、グリスアップ。
エバポレーターに汚れがギッシリです。
サーミスタです。今回はこの回路を改造します。
昔懐かしい機械式サーミスタです。
エアコンスイッチを右上のLEDタイプのスイッチに移設
機械式サーミスタを使うとここまで冷えます。新車よりも冷えますよ!
2017.06.17
「ヤンマーB27 エンジンオーバーホール」
今日はヤンマーのB27のエンジンオーバーホールです。
ラジエーターの不具合でオーバーヒートして、エンジンが焼き付いてしまったので修理依頼を頂きました。
大先輩の修理屋さんにご指導を頂きながらオーバーホールをしました。
無事に組み上がり、始動出来ました。
いつもとは違う作業でしたが、とても勉強になり貴重な経験になりました。
またエンジンオーバーホールしたいと思います。
バラバラの状態です。
エンジンを降ろして分解後、シリンダー加工やヘッドの面
焼き付いたピストンです。傷だらけです。
バラバラの部品を一つずつ組み上げていきます。
腰下を組み上げた状態です。
バルブを組み付け、ヘッドを組み上げます。
完成したエンジンを載せた状態です。
始動チェック。無事に掛かりました。
2017.06.07
「水没した建設機械修理」
先日、現場で機械が水没して動かなくなってしまったとのことで現場に行ってみると、沼地にハマってしまって動けなくなっていました。
バッテリーケースが完全に泥水の中に沈んで、コンピュータが水没してしまっているため、完全に修理する事までは出来ませんでしたが、とりあえずエンジンが掛かるようにまで修理しました。
あとはクレーンを手配してもらって脱出するしかありません。
働く機械というのは過酷な現場で動いているものですね。
足場の悪い現場でした。
思いっきりはまっています。
バッテリーは完全に泥の中に水没してました。
室内にも水が浸入した跡がありました。
2017.06.06
「ヤンマーB7-5 エンジン始動不良」
今回の修理はヤンマーのB7-5です。
ヒューズがショートして飛んでしまったり、エンジンストップが正常に作動せず、エンジンが止まらなかったりと不具合が多数あるとのことで、尊敬する先輩からお仕事の依頼を頂きました。
修理に詳しい方なら疑問に思うかもしれません。この機械の場合、エンジンストップが作動しないと始動不良にはなりますが、エンジンが止まらないという状態には通常なりません。
点検を進めるとハーネスが燃えてくっ付いていました。
故障原因はユーザーによるバッテリーの逆接と思われます。
バッテリー上がり時のブースター接続時には十分気にお気をつけください。
ヤンマー B7-5
エンジンルームを覗くと怪しい感じがします…。
ハーネスが燃えていました。
1本ずつ燃えてくっついてしまった配線を剥がします。
燃えてしまったハーネスを作り直します。
長さを整えて接続してあげれば完成。
2017.03.07
「コマツPC200-7 エンジン始動不良」
今回紹介する修理は、コマツのPC200-7の始動不良です。
現場でエンジンがかからなくなってしまったとの事で、出張修理に向かいました。
まずはメイン電源が入らず、点検を進めて行くと車両ハーネスが腐食しており断線していました。
またハーネス修理後に始動チェックをしていたところ、スターターが廻らない症状が出ました。
チェックしてみるとセーフティーリレーが不良でしたので、こちらも合わせて交換しました。
無事に作業完了し、動くようになりました。
またトラブルがあればよろしくお願い致します。
2016.12.23
「コベルコSK30UR-2 エンジン始動不良」
今回の修理はコベルコのSK30UR-2型です。
道路の真ん中で急に動かなくなってしまったと、連絡をいただいたので現場に急行しました。
症状を確認すると初爆後すぐにエンジンが止まってしまう様子。
症状からして燃料詰まりの感じがしたので、燃料ラインを掃除しましたが、エア抜き作業をしても症状が変わりません。
エアクリーナーの詰まりかと疑って外してみると、エンジンが始動しました。
しかしながらエアクリーナーは汚れていない様子。
おかしいと思いつつインテークパイプ内を点検していくと、大きなねずみが詰まっています。
吸入空気がなければエンジンはかからないですからね。
画像ではイメージで貼っておきますが、かなりビックリしました。
イレギュラーな修理でしたが、珍しかったので紹介しました。
農家さんで使ってるSK30UR-2型です。年季が
エンジンルーム内を点検していくと…
なんと!ねずみが詰まっていました!
2016.12.10
「コマツD20P-8 エンジン始動不良」
最近は日が暮れるのが早くなり、夕方の現場では真っ暗な中で作業をすることになります。
先日もコマツのD20P-8が始動不良でセルモーターを交換したのですが、暗くなってしまって大変でした。
照明器具はたくさん積んであるので暗くなっても作業は出来ますが、なるべくなら明るい時に作業した方がいいですね。
セルモーター交換後は無事にかかり、修理完了です。
この機械はセルモーターの不具合症状が出たら早めの交換をお勧めします。
全く動かなくなると修理代もかなりかかってしまいます。
真っ暗な中、機械の周りだけは明るいです。
この奥にセルモーターがあります。
うーん、狭い。
交換後の壊れたセルモーターです。